FXの両建てはリスク低減と利益アップの一挙両得

平成17年7月にFX取扱業者が登録制になって以来、FX取引は日本の一般投資者の中で大きな広がりを見せてきましたが、投資者がより安心して取引できる環境を築くため、金融庁より規制の見直しが進められ、以下のような規制の変更が行われました。@FX業者が投資家から預託された証拠金は、全て金銭信託することが義務付けられました。 Aロスカット・ルールを整備し、遵守することが義務付けられました。BFX取引の際、顧客から一定の証拠金を預かることが義務付けられました。このようにFXはますます健全な金融商品に進化しています。

FXの両建てはリスク低減と利益アップの一挙両得

トラリピ猫さんは両建てをどのように活用しているのだろうか。

 

トラリピで「買い」だけを利用した場合。仮に50銭ごとに注文を設定し、80円から75円に下がると10本のポジションを抱えることになる。75円になった時点の含み損は27万5000円になる。

 

一方、売りも組み合わせていた場合はどうか(下図)。売りは1円単位の注文にして利益確定を50銭で設定すると、80円から75円に下落する間に5回のトラリピが成立。2万5000円の利益が確定することになる。実際には小さい上げ下げを繰り返しながら下落していくので、トラリピの成立はもっと数が多くなる可能性が高い。「売りを組み合わせることでショックが吸収できるんです。トラリピに限って言えば、両建てのデメリットは思いつきませんね」

 

ただ、「売り」の場合はスワップポイントを支払うケースが多いので、注文の間隔は「買い」よりも広くしたほうがいいという。トラリピ猫さんの場合は先の例のように「買い」は50銭回隔、「売り」は1円間隔で設定している。さらにこんな裏技も教えてくれた。

値動きの似ている通貨を組み合わせる裏技も

「これはトレ-ダー仲間に聞いた話ですが、『買い』は豪ドルで『売り』はニュージーランドドルにする方法もよさそうです。値動きは連動していますが、

 

ニュージーフンドドルのほうが支払うスワップポイントが少ないので損失を抑えられます」ほかにも買いは1万通貨単位で売りは1000通貨単位にする方法もある。トラリピは2010年7月からFXの1000通貨単位での取引が可能になっているので、取引単位の組み合わせも工夫できる。両建てはトラリピの有効な技といえそうだ。

 

これだけ安定収益が得られるようになったトラリピ猫さんだが、これで満足しているわけではない

 

1300万円を超えたら新たなステージに

 

1300万円を超えると、レートがゼロになってもロスカットにならない水準に到達しますから、そうなったら設定を変えて利益が加速するようにするつもりです」

 

たとえば、1回に売買するポジションを倍にするとか、現在50銭刻みで注文を入れるようにしているものを25銭刻みにするとか、いくつかの手法を考えているという。そうなれば、利益が利益を生む複利効果で資金も加速度的に増えていくというわけだ。

 

トラリピ猫さんはすでに1億円が視野にはいっている。09年に150万円でスタートし、約1年で500万を突破した現状のペースで行けば7年後には達成できそうだとか。最近はトレード仲間との交流もはじまり、本当にトレードを楽しんでいるトラリピ猫さん。これからの成果が楽しみだ。